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2008年05月03日

●第一次大谷探検隊 朝日新聞 日本人に会う

第一次大谷探検隊 朝日新聞 日本人に会う

それからバクーで数日間船待ちをして、汽船でカスピ海を渡った。

もっともバクーには毎日船便があるのに、なぜ数日間船待ちをしたのかというと、

それはあらかじめ船を予約していても、軍隊輸送のため士官が乗り込むときには勝手に予約を取り消されてしまうからで、

このためついに数日間滞在するようなことになったのである。

船は1000トンぐらいの大きさで、対岸のクラスノヴォドスクというカスピ海汽車の起点地に着き、
それから汽車でメルヴ、ブハラ、サマルカンド、コーカンド、アンディジャーン等を通過した。

その際、たいへん遺憾だったのは、これらの重要な地を十分に観察できなかったことである。

それは門主をはじめインドにおもむく人々が、早く行かぬと行きで道がふさがるというので、おおいに前途を急いだためで、
やむなく汽車で碑と一走りに通過したのは残念だったが、
思いがけなくトルキスタンの停車場で、東邦協会の井上雅二という人に会った。


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