●シルクロード 2 北京首都空港 出会い
飛行機は北京に着陸する。
はじめて北京に降り立ったのは23歳の時。
あの時ははじめての異国でみるものすべてが刺激的だったことを覚えている。
だいぶ旅なれた今回は平然と入国審査を受け、入国審査のゲートを抜ける。
私の前は日本人団体旅行者のようだ。
一人でふらふら北京くんだりまでやってくる人はいないようだ。
正真正銘のバックパッカーたちはこんな航空運賃の高いゴールデンウィークなどにやってこないでしょうから・・・。
ほんとにガイドさんは到着ロビーで待っていてくれているのだろうか?。
そんな心配をしながら到着ロビーまで出ると私の名前の紙を持っている人に出会う。
さっそく挨拶をし、空港内のソファーに腰掛ける。
ガイドさんとともにもう一人ガイドさんがいる。
昔、西安で一緒にガイドをしていたことがあるらしく彼は北京で
J○Bの仕事を受けているのだそうだ。
これから出迎えで私のガイドさんと待っているらしい。
私が早速、中国人民元を両替したいと言うと友達のガイドさんが
両替所まで連れて行ってくれる。
私の両替が終わると友達のガイドさんは仕事だそうで我々とは別れる。
そして私のガイドさんが西寧の便までかなり時間があります。
市街に行く時間もありますよ。と。
どうしますか?と訪ねてくる。
さっそくだからお茶を飲みたいという。
空港でもいいけど高いから市街へ出ましょう。
タクシーにしますか?それともバスにしますか?と。
やっぱり、中国に染まった方が楽しいのでバスで行きたいと言う。
我々はバスターミナルに向かう。