●サンフランシスコ 8 夜のバーへ繰り出す1
気がついてみると夜だった。
数時間だけ寝るつもりであったのに・・・。
これじゃ時差ぼけとれないぞ・・・。
夜になってしまったので、ジャズを聴きながら夕飯を食べたい。
ジャズが聴けるバーをガイドブックで調べる。
ホテルから歩いていけるようだ。
夜のサンフランシスコであるがこの辺りは危険な感じがあまりしない。
きょろきょろしながら歩いているとお店に到着する。
お店に入るとジャズ演奏がない・・・。
そればかりかアメリカ人の若者が大騒ぎしている。
もうここは若者の社交場。ちょと怖い。
勇気をだしてカウンタに腰掛ける。
「ジントニック」を注文。
すると横に座っていた女性が話しかけてくる。
「何食べるの?」
「ハンバーガー」なんて返す。
ハンバーガーを注文してしばらくするとハンバーガーが出てくる。
巨大ハンバーガーである。
女性が口でかぶりつくのではなくフォークとナイフで食べることを教えてくれる。
そして一口。
素朴な味であるがなかなかおいしい。
それからジントニックを含む。
バーの雰囲気に馴染んできた。
これが「アメリカか」。
やはりジャズの演奏を聴きたい私は思い切ってバーをはしごすることにする。
店を出てタクシーを拾う。