2005年12月25日

●シルクロード 20 西寧 モスク

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市場を巡ったあと、私の部屋には変な電話もなく(良かったのか悪かったのか・・・?)、睡眠をとる。

私は異国では眠れない訳ではないのだが睡眠が浅くなり、5時間前後眠ると自然と目が覚めてしまう。

そして、昨日のように手打ちラーメンの朝食を食べる。

車でホテルの敷地内を走ってしまうのでホテル内の土地勘はさっぱりわからないがこのホテルはかなり広い。

ほんとに社会主義国的なホテルである。

車がホテルから出るとすぐに向かったのが西寧市街にあるモスク。

ここ西寧はイスラムの感じはあまりないのであるがこの建物を見ているとイスラム的な感じがする。

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ガイドさんたちと眺めていると回族帽を被った若い青年がやってくる。

中国語で熱心に説明してくれるのだがなにせ中国語である。
何を言っているのかさっぱりわからない・・・。

ガイドさんが簡単に教えてくれたのは年に1度のお祭りのときは道路にまで人間が出てきてお祈りするのだそうだ。

青年がしゃべりたいだけしゃべり、じゃあまたどこかで。なんて感じで去ってゆく。

●シルクロード 19 西寧 市場

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さて夕食後、ガイドブックに西寧の市場は昔の中国の名残りを残していて面白いと書いてあったので無理を言って連れてきてもらった。

ガイドさんは嫌そうな顔をしていたがついてきてくれた。

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市場にはいろんな食材が並び、並ぶもの並ぶもの興味津々である。

生鮮食料品、肉、卵と活気よく並ぶ。

見ていて楽しかったが私が買っても仕方のないものばかりだったので何も買わなかった。
そしてホテルに帰る

●シルクロード 18 清真料理

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草原をひたすら飛ばし、草原を眺めながら西寧に帰る。

車が西寧に近づくと青海のガイドさんが羊は大丈夫ですか?
と尋ねてくる。

どうやら西寧での清真料理(イスラム料理)を食べさせてくれるようだ。

全行程を共にするガイドさんも冬虫夏草にミネラルウォーターで育った羊だからきっとおいしいはずだと言う。

何気に楽しみになってお願いする。

それから車は西寧市内に戻り、西寧市民のお気に入りの清真料理の店に入る。

おおっ。いかにも中国の大衆店の雰囲気だ。みんな陽気に中国語で談義している。

それから調理場が見えて肉をさばいている。いい感じだ。

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それから青海のガイドさんお任せで料理を注文する。

いろんな料理が出てくるのであるが一つ一つの料理の皿に料理人の名前が書いてある。

そう、評判の悪い料理人からは注文が入らなくなるのだ。なかなかシビアである。

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そしてメインデッシュの羊肉が登場。
調味料のようなものをつけてかぶりつく。
これはほんとにうまい。

ガイドさんやら運転手さんやら4人で楽しく、ああでもない、こうでもないと盛りあがって夕飯が終わる。なかなか楽しかった。

●シルクロード 17 ひまわりの種

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鳥島の観光を終え、車に戻るとどこで買ったのかわからないがひまわりの種を買ってきてくれて食べようと言う。

私はひまわりの種と言うと小さいころハムスターなどのペットが食べるものと思っていた。おまけにどうやって食べるのだろう・・・。

せっかくの好意なので食べることにする。

しかし、食べ方がわからないので口に入れた瞬間、殻も実もいっしょに口の中で砕けてしまう。

ガイドさんも困った人だ。なんて顔で食べ方を教えてくれる。

ひまわりの種を縦に口に入れて殻を割る。

そして中味を食べる。なかなかおいしい。

ひまわりの種をほおばりながら草原をみる。

車は西寧に戻りはじめる。

●シルクロード 16 青蔵高原 鳥島

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車は草原をひたすら走り抜ける。

草原を見ていると気分がいい。

空を見ているとだんだん天候が崩れだす。
雪ではなく雨になる。

湖面からの水が蒸発して雨になるのだそうだ。
雪ではないがいっそう冷え込む。

そんな景色を眺めていると「鳥島」というところに到着する。

「鳥島」は夏の間だけ渡り鳥がたくさんやってくるところらしい。

車は途中までしか進入できず、途中からは電動自動車で移動する。
中国のこんな辺境でもこのような環境の配慮をしているのか?。
意外であった。

海辺に到着すると湖面の色が変わっている。
沖縄の海を見ているようだ。
寒くて寒くて仕方がないのに南国気分でもある。
なんかおかしな感覚になってきた。

島を見ると渡り鳥の大群。
ぎっしりと島に渡り鳥がいる。

だんだん足元まで渡り鳥だらけにある。

「面白いでしょ。」ってガイドさん。
面白いけどいったい、私はどこにいるのでしょう・・・。
なんて感覚になってきた。

2005年12月24日

●シルクロード 15 青蔵高原 を眺める

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昼食後、車はまた草原を行く。
ガイドさんが気にしたのか
○○さん、車降りたいですよね。写真撮りたいですよね。
と、言ってくれる。

眺めのいいところで止めてくれる。
車を降りて改めて草原を見ると雄大で気持ちいい。

草原じゅうでチベット遊牧民がヤクや羊を放牧している。
ヤクや羊はたくさん見えるのだが人間はほとんどいない。

チベット族の男性が歩いてきたのでガイドさんが話しかけるが中国語が通じない。ほんとに辺境にやってきた。

チベット族の人たちの家もNHKシルクロードでやっていたようにテント型の住居が多い。私はテレビ取材班ではないので住居には入りませんでしたが・・・。

しばらく道路の路肩に座り、草原とヤクと青海湖をゆっくり眺める。肌寒いが気持ちいい。
もうガイドさんはこんな風景見慣れたのか煙草を吸いながら
「もういいですか?。」
「行きましょう?。」
という。

それから草原の中の舗装道をひたすら行く。

●シルクロード 14 青海湖 集落で昼食

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青海湖の子供達を後にして、この集落のあたりの食堂に入る。
肌寒いから本格的に寒くなってきた。
NHKシルクロードでもやっていたが夏でもこの付近では雪が降ることが珍しくない。

食堂に入る。
食堂には3人の女の子がいる。
みんなほっぺが赤い。
この地域は冬がとても寒く、このように肌に出るのだそうだ。

ガイドさんが昼食を注文すると
女の子たちがこちらをみてひそひそ話している。

以下、ガイドさんの説明。
あの人、漢民族みたいだけど中国語話してない。
2人の人は中国語話している。
あの人は何族で何人なの?。
私どこかで聞いたことある。
日本語よ。きっとあの人日本人よ。
なんて、こそこそ話している

そしてガイドさんが「そうだよ日本人だよ。」みたいに答えている。
女の子たちがにこにこ笑っている。
反日感情など全く感じられない。
中国の辺境ということもあって女の子たちはシャイなようだ。

それから食事が出される。
どうやらここは高度が高くご飯がきちんと炊けず芯が残っている。
ガイドさんはおいしくない。というが私は固めのごはんは好きなのでそんなにまずく感じない。

春だというのにストーブ炊いているし、やっぱりここは高原地域なんだ。