●シルクロード 60 ぶどう農家
カレーズの散策を終えた後、カレーズのそばにあるぶどう農家へ行く。
ぶどう農家に到着すると、ぶどうは全く実っていないがぶどうの木があり、
木の下にいろんな干しぶどうが並べられている。
(ぶどうが実るのは確か8月だそうだ。しかし8月の暑さは日本人に耐えられるだろうか・・・)
誰もいないのかと思い、待っているとご主人さんがやってくる。
我々のことを歓迎してくれ、私とガイドさんそれぞれ、思い思いの干しぶどうを口にする。
私にはどの干しぶどうも同じ味に感じてしまうが、ガイドさんは味がわかるようだ。
甘すぎないちょっとすっぱいくらいの方がおいしいらしい。
しばらくガイドさんと寛ぎながら干しぶどうをつまんでいるとご主人さんと同じ顔をした人がまた現れる。
なんと双子なのだそうだ。
2人とも確か北京の農業大学を卒業したそうで在学中、よく学友達が2人の区別をつけるのが難しかったらしい。そんな感じの話をしてくれた。
そんな話に盛り上がったところで干しぶどうを2キロほどはかり売りで買う。
たいした金額ではなかったがこの大粒の干しぶどう、きっと日本で買ったから結構するだろう。