2005年12月27日

●八重山諸島 20 高岳(うぶだき?)にて

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小浜島で一番高い高岳(うふだき?)の麓に到着する。
一番高いと言っても標高は99m程度だったと思う。

麓で原付を止めると、何人かの人に会う。
と、言っても2、3人。

すぐに人気がなくなる。

それからちょっとした運動だと思って木の階段を
黙々と登り始める。

10分くらい登っただろうか。
小屋が見える。
山頂のようだ。

人間も誰もいないようだ。
小屋に腰掛け周りをみる。

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すると360度の青いパノラマ・・・。
アルプスを登山していて山のパノラマには何度も感動したが
海の青いパノラマというのも格別だ。

しばらく無心に海を眺めていると人がやってくる。
その人たちも青いパノラマに感動している。

またまた無心に海を見ていると我に帰る。

お腹が空いた。もうお昼を回っている。
お昼を食べよう。

●八重山諸島 19 やぎに道をふさがれる

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地図を広げ後回しになっていた高岳(うふだき?)に行くことにする。

さっそく原付を切り返し、海を見ながら快調に走っていると「やぎ」の集団がいる。

まあ、近づけば勝手にやぎが逃げるだろうと考えて原付を近づける。

しかし、逃げる気配すらない・・・。

まさかやぎを撥ねる訳にはいかない・・・。

やぎがどいてくれるまで待たねば・・・。

あーなんて島なのだろう。
一息ついて、見上げると青い海が広がっている。

もうこの島に時間の流れは任せることにしよう。

●八重山諸島 18 小浜島 細崎漁港

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今度は原付を細崎漁港に向ける。

上空には熱帯低気圧がいるのだがまだなんとか天気がもっている。

海も晴天のときほどではないと思うが綺麗だ。

爽快に原付を走らせていると細崎漁港に到着する。

この細崎漁港は「ちゅらさん一家」が小浜島にやってきた時には船はこの港に入港する。(ふだんの客船は小浜港に入港する。)

この漁港からの海も綺麗だ。この港にちゅらさん一家が船でやってきたのか・・・。
うーんいい感じだ。イメージをだぶらせる。

そういえばほとんど人間と会わない・・・。

●八重山諸島 17 がじゅまるの木

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海に満足した後、原付に戻り地図を広げよう。

あのNHK連続テレビ小説で登場した「がじゅまるの木」を見に行こう。
そもそもこの島にやってきた本来の目的は「がじゅまるの木」を見に行くことだったのだ。テレビであの木を見てからずっと「あの木」に憧れていた。やっと「あの木」を見に行くことが出来る。

ちゅらさん展望台の看板を見て原付を止める。
がじゅまるの木はどんな木だろうかと期待に胸をふくらませながら起伏を登る。

起伏を登ると展望が開ける。
そこには1本の「がじゅまるの木」と青い海の展望が180度広がる。

これはすごい綺麗な景色だ。
デジカメには収まらない。

この木の下で「えりぃ」達は寛いでいたのか・・・。
こんな絶景見ながら寛いでいたのか・・・。

しばらく感慨に耽りながら眺めておりました。

蛇足ながら木の生えている場所は私有地なので許可なく入れません。
また写真の写りが悪くてごめんなさい。

●八重山諸島 16 砂浜へ

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ゴーストタウンの中の砂浜への出口をみると

そこはだれもいないビーチ。

人の気配はなく、どこまでも静寂で
目の前は砂浜に美しい海、そして島影が見える・・・。

こんなところに一人でいていいのだろうか・・・。
ところでわたしの格好、上はTシャツで下は海パン。
いつ、海の中に入ってもいい。
ついでいうといつ、雨が降ってもいい。

さっそくひとりでじゃぶじゃぶと海に入ってみる。
すごい贅沢だ。

それと同時に誰もいないの裏返しは、もし深みにはまって流されたら誰も助けてくれないのである・・・。

ちょっと怖くなったので膝のあたりまで入ることにしてそれ以上はやめることにする。

ほんとに自分が水をじゃぶじゃぶする音しか聞こえない。
静寂だ。

海に満足したら島巡りもはじまったばかりなので原付に戻ることにする。

2005年12月26日

●八重山諸島 15 散策開始

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原付でメットもつけずに走り出す。
瞬く間に人気がなくなる。

すぐにさとうきびと青い海が目に入ってくる。

長閑だ。気持ちいい。

とりあえず、どこか砂浜に降りられるところを探そう。

途中、降りられるところがあって降りてゆく。

なんだここは。ゴーストタウンか?。
家がたくさん建っているのに誰もいないばかりか
生活感が全くない。

ここはバブルの爪あとの別荘地か・・・。

なんか小浜島から別世界に来たようだが
うろうろしていると砂浜に出られそうな場所に出る。

●八重山諸島 14 原付を借りる

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散歩も終わり、民宿に戻る。

相方はシュノーケルという、ダイビングみたいなことをするそうだ。
私は泳ぐことはおろか水は大の苦手なのでこの時は頑なに断ってしまった。

自宅に帰ってシュノーケルを調べてみたら泳げない人間でも楽しめる怖くないスポーツだったことを知る。やればよかったと帰ってから後悔した。
次に沖縄に行くときは是非したい。

私は原付を借りて島を巡ってみることにする。
民宿のヘルパーさんに島の観光案内所まで連れて行ってもらう。

原付の貸し出し手続きを終えた後、
ヘルメットがないので
ヘルメットはないんですか?。と質問すると
ありますけど、一応もって行きますか?。
なんて返ってくる。

この島には駐在さんが1人だけいるそうだが
シートベルトはせず、メットも被らずで捕まえないんだそうである。
挙句の果てには2人乗りも・・・。
こんな格好で駐在さんに手を振ると振り返してくれるとか・・・。
なんでも前の駐在さんは酔っ払い運転を取り締まったせいで飛ばされたとか・・・。
うーん。すごい島である。

裏を返すと島は治安がとてもよすぎるのだそうです。
犯罪を犯すと瞬間的に犯人がわかるそうです。

昔々、どこかの島で殺人事件があったとき、船の中で船員さんが不審に思って捕まえてしまったそうです。

結局のところ、警察官がいなくても治安が維持されてしまうのでしょう。
小さな島では。

まあ、せっかくなので私もメットをつけずに出発する。
爽快である。