2005年12月28日

●シルクロード 47 エイティガル寺院

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ガイドさん達と歩いているとエイティガル寺院に到着する。
いきなりガイドさんが「あの人タシュクルガン自治県の人」と指差す。
タシュクルガン自治県はパキスタンやアフガニスタン等と国境を接する国境地域の辺境の中の辺境の県である。
ガイドさんは一目でわかるようだ。
25年前のNHKシルクロードでもタシュクルガン自治県の様子を放映していたが山岳のとんでもない場所である。標高5000m等といったら私は間違いなく高度障害(高山病)になるだろう。

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ところでこのエイティガル寺院、これも25年前のNHKシルクロードで放映されていた。
祭礼の日に寺院の外にまで人が溢れていてこの大勢の人たちがいっせいにお祈りをするシーンが目に焼きついている。

現在では寺院の周りは完全に舗装されてしまっているが、祭礼の日には現在でも寺院の外にまで人が溢れ出てすごいスケールでお祈りをするのだろう。
寺院を見ながらそんな思いが走る・・・。

私の人生の中で訪れることはないと思うが祭礼の日にここにやってこれたらどれだけ素晴らしいだろうと思う。

●シルクロード 46 カシュガルの子供たち

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職人街からエイティガル寺院まで歩いてゆく。
道端でカシュガルの子供達が遊んでいる。

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何気に1枚・・・。
日本でやったら肖像権の侵害もいいとこなんだろうな。

●シルクロード 45 職人街 ナン職人など

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今度はナン職人。以前のページで紹介したがこちらのナンはインド料理の柔らかいものではなく、乾パンのようなものである。
ナンを作るのは難しいとは思っていたが、まさか職人までいると思わなかった。
新シルクロードではナン職人を目指す少年が出てきて、修行の苦労の日々が現れる。
そんなにナン職人になるのは大変だったのかとテレビを見ながら思ってしまった。
そういう見方で改めてデジカメ写真を見るとそのように見える。

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これは、なんの料理かわからなくなってしまったが、何かの料理を作っている職人さん。
まだまだカシュガルでは昔ながらいろんなものを手で作っていて職人さんが大活躍という訳だ。

見ているだけでほんとに楽しい。

●シルクロード 44 職人街 木工職人

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今度は木工職人。これも25年前のNHKシルクロードでやっていた。
日本で25年という時間もあれば大都会になってしまうが、
確かにカシュガルは都会になってはいるが大変貌は遂げていない。
イスラムの雰囲気漂う、異国情緒のある街である。

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まだまだ、木工職人も手作業である。
やっぱり新シルクロードによって都市化を見せつけられたが
十分に25年前の新シルクロードの雰囲気が残っている。
と、私は思う。

●シルクロード 43 職人街 楽器

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今度は、これもまた25年前のNHKシルクロードでやっていた楽器職人のところへ。
昔のシルクロードの名残はあるがさすがに街全体が近代化している。
ただ、新シルクロードでは近代化を誇張しすぎの感が否めない。
カシュガルはまだそこまで都会ではない。

そんなはなしは置いておき楽器のお店に行くとテレビでやっていたような楽器がたくさん並んでいる。

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そして、職人さんの仕事場を見させてもらうとテレビでやっていたようにまだ手作業で仕事をしている。

記念に小さめの楽器を一つ買うことにする。
日本ではそう簡単に買えないでしょうから。

帰国後楽器をいじってみたが、テレビみたいに演奏するのは不可能でした。

●シルクロード 42 職人街 銅食器

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さっそく、車は職人街へ。
いろんなものを作る職人とそれをうる店が軒を連ねている。
ここにも日本人の団体客がたくさんおり、カメラを構えている。
そんなことはともかく、25年前のNHKシルクロードでやっていたように
まだ銅食器の職人さんは健在のようだ。
銅を「ぱかぱか」たたいている。

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私もそんな店に入って銅食器を買ってみる。
買う前にガイドさんが「ちょっと待って。」と言って
他の銅食器と重さを比べてくれる。
こんなことやりながら買うんだ。
なかなか、参考になったのでした。

●シルクロード 41 カシュガルの中国銀行へ

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夕食のあと、寝るのだが、カシュガル一帯がものすごい砂嵐に襲われる。
ホテルが吹っ飛んでしまうのではないだろうか・・・。
布団の中でずっと心配していた。
そんな心配をしていたら、気づいたら朝であった。なんとか睡眠が取れたようだ。

朝食を食べ、カシュガルの市街観光へ行くのだが気づいてみると人民元がない。
ガイドさんに話すとカシュガルでは中国銀行まで行かないと両替できないようだ。
そこで観光前に中国銀行に連れて行ってもらうことにする。

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中国銀行へ行くと当然だがウイグル人たちがたくさんいる。
外貨両替の窓口へ行くとものすごい行列である。
行列の最後尾に並ぶ。
そうすると外国人と一目でわかったのか優先的に窓口に連れて行ってくれる。

そこでトラベラーズチェックを渡してパスポートを見せるとあっけなく両替できる。
面白かったのは窓口のサービスを評価するシステム。

中国銀行には面白いものがあると思った。
私は一応「満足」のボタンを押した。