●八重山諸島 26 ビーチで昼寝
またまた、リゾートのゴーストタウンのビーチにやってきた。
ほんとに人気がない、どこまでも静寂だ。
熱帯低気圧が上空にいるとはいえ、海はどこまでも青い。
どうせ海パンをはいているのでひざぐらいまではじゃぶじゃぶ遊ぼう。
満足するまで一人で遊んだ後、ザックを枕に昼寝をする。
いい感じだ。
携帯を置いて撮影をしたらきっと絵になるだろう。
しばらくして、あの岩の向こうにはいったいどんな砂浜が広がっているのだろうという好奇心が湧いてくる。
海の中を進みながら行ってみることにする。
深みにはまって溺れたら誰も助けにこないと思われるので岩にしがみつきながら前進。
しかし嫌な予感は的中する。
ずぼっと深みにはまる。
腹まで水に浸かってしまった。
海パンのポケットには携帯が入っているのだ。
大急ぎで携帯を出すと携帯は熱を発していてもう電源が入らない。
かなり気分が落ち込む。
しかし岩を超えると完全に別世界のビーチであった。
気を取り直して昼寝することにする。
いい気分で寝ていると潮が満ちてきている。
このままいくとさっきの岩場を越えられなくなる。
これは大変。
さあ、もうそろそろ原付返して民宿に戻ることにしよう。