●シルクロード 87 北京ダック
北京に到着すると北京のガイドさんが待っていてくれる。
そしてウイグル帽を被った私をみて北京のガイドさんが大笑い。
(当時、反日デモで騒がれていた時分で)
はっはっは。これなら絶対安全。一番安全だ。と。
まあ、そんなエピソードはおいておき、
せっかく北京に来たのだから帰国の前に記念に北京ダックを食べたいと思い、夕食を普通の中華から北京ダックにしてもらうように頼んだ。100元追加料金を払えば良いとのこと。
それから中国人は北京ダックなんて高級料理そんなに食べられないと思っていましたが、
そんな日本人的感覚ではなく、中国には食べ物が豊富にあり、貧乏な人でも食べようと思えば月に2回は食べられるのだそうである。
日本では米沢牛を食べるのなんて普通の人は生涯に数える位ですが、こういった日本人とは中国人はテーブルマナーも少し違います。
日本ではテーブルに出されたものをすべて食べないと失礼ですが、中国では食べてしまうと反対に料理を出した人が足りなくて失礼になってしまうのです。だから中国のテーブルマナーでは食事を残します。
もっとも旅行中、外国人向けの食事しか食べなければそんな心配はいりませんが・・・。