●八重山諸島 14 原付を借りる
散歩も終わり、民宿に戻る。
相方はシュノーケルという、ダイビングみたいなことをするそうだ。
私は泳ぐことはおろか水は大の苦手なのでこの時は頑なに断ってしまった。
自宅に帰ってシュノーケルを調べてみたら泳げない人間でも楽しめる怖くないスポーツだったことを知る。やればよかったと帰ってから後悔した。
次に沖縄に行くときは是非したい。
私は原付を借りて島を巡ってみることにする。
民宿のヘルパーさんに島の観光案内所まで連れて行ってもらう。
原付の貸し出し手続きを終えた後、
ヘルメットがないので
ヘルメットはないんですか?。と質問すると
ありますけど、一応もって行きますか?。
なんて返ってくる。
この島には駐在さんが1人だけいるそうだが
シートベルトはせず、メットも被らずで捕まえないんだそうである。
挙句の果てには2人乗りも・・・。
こんな格好で駐在さんに手を振ると振り返してくれるとか・・・。
なんでも前の駐在さんは酔っ払い運転を取り締まったせいで飛ばされたとか・・・。
うーん。すごい島である。
裏を返すと島は治安がとてもよすぎるのだそうです。
犯罪を犯すと瞬間的に犯人がわかるそうです。
昔々、どこかの島で殺人事件があったとき、船の中で船員さんが不審に思って捕まえてしまったそうです。
結局のところ、警察官がいなくても治安が維持されてしまうのでしょう。
小さな島では。
まあ、せっかくなので私もメットをつけずに出発する。
爽快である。