●シルクロード 35 パミール高原に入る
国境の検問所を越えると車はどんどん高度を上げる。
だんだん寒くなってくる。
パミール高原に本格的に入ったようだ。
見る景色、見る景色、どんどん神秘的ななんとも言えない景色が広がってくる。
神秘的な大展望な場所に車を止める。
息を切らせないように慎重に散策していると
神秘的な絶景の中に民家と家畜が見える。
ヤクではなかろうか?。
ガイドさんが言うにはこんなところには中央政府の目が
全く行き届かず、一人っ子政策はおろか
嫁さんが2人3人いることもざらではないのだろうか
ということであった。
そんなこんなしているともう一台車がやってきた。
彼らも日本人ののようだ。
しかし彼らは中国駐在員のようで
私が東京から一人でここまでやってきたと話したら
彼らは大変びっくりしていた。
カシュガルを出発した頃は天気はぐずついていたが
いまは晴天である。
ほんと、神秘的な世界であった。